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日銀の金融政策決定会合を見極めたいムードも【クロージング】


24日の日経平均は反落。167.44円安の19262.00円(出来高概算13億2000万株)で取引を終えた。原油価格の反発を材料視する一方で、最も期待されているギリアド・サイエンシズの抗ウイルス剤第1回目の治験が失敗したと一部メディアが報じたことが重石となった。週末要因もあってより商いが膨らみづらい需給状況の中、こう着感の強い相場展開となった。日経平均はこう着が続く中、後場半ばには一時19175.38円まで下押す局面もみられたが、日銀のETF買い入れ観測する中、大引けにかけてやや下げ幅を縮めていた。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、空運、証券、電力ガス、パルプ紙、海運、繊維、その他金融が軟調。半面、石油石炭、保険、医療品、精密機器、鉱業がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>が軟調。一方で、オムロン<6645>、中外薬<4519>が下支えに。

日経平均は狭いレンジでのこう着感の強い相場展開が続いた。値がさハイテク株が冴えない中でも、19000円をサポートとしている点では、底堅いといった見方になろう。判断は掴みづらいところではあるが、来週から決算発表が本格化してくるほか、日銀の金融政策決定会合を見極めたいムードもあり、仕掛け的な商いも手控えられている状況であろう。

テクニカル面では25日線が支持線として機能している半面、上値は一目均衡表の雲下限に抑えられている。日経平均は19000-19500円辺りでのレンジ取引ではあるが、来週以降には方向性が出てくる可能性がありそうだ。25日線を割り込んでくるようだと、18000円処が意識されてくるが、雲下限突破となれば、雲上限レベルでの2万円が意識されてきそうである。



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