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東京為替:ECBの臨時資産購入プログラム導入を巡る思惑で円売り強まる


19日午前の東京市場でドル・円は、108円70銭近辺で推移し、上昇一服。欧州中央銀行(ECB)は18日、新型コロナウイルスの感染拡大に対応し、7500億ユーロ相当の新たな臨時の資産購入プログラムの導入を発表したことを受けて、リスク選好的な円売りが観測された。米長期金利の上昇を意識したドル買いが観測されており、ドル・円は一時109円05銭まで上昇。米国などによる大規模財政支出への期待は持続しており、目先的にリスク回避的なドル売り・円買いは抑制されるとの見方が多いようだ。ここまでの取引レンジはドル・円は107円89銭から109円05銭、ユーロ・円は117円72銭から118円92銭、ユーロ・ドルは1.0899ドルから1.0981ドル。

■今後のポイント
・欧米諸国での新型肺炎の感染拡大に対する警戒感
・米ゼロ金利政策
・主要国の財政出動期待

・NY原油先物(時間外取引):高値24.02ドル 安値22.06ドル 直近値22.49ドル



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