NY外為：ドル・円106円台へ、米10年債利回りは1％割れ

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NY外為市場では米連邦準備制度理事会（FRB）の緊急利下げ、追加利下げを織り込む動きにドル売りが継続したほか、リスク回避の動きが続いた。ドル・円は107円95銭から106円93銭まで下落。ユーロ・円は119円台後半でのもみ合い、ユーロ・ドルは1.1190ドルで推移した。

米連邦準備制度理事会（FRB）は。新型肺炎による景気への悪影響を抑制するため、0.5％ポイントの緊急利下げに踏み切った。ただ、新型肺炎の対処として金融政策の効果は限定的とする見方や、緊急対応が逆に投資家に脅威を与え、安全資産としての米国債に投資資金が流入。

ダウ平均株価も900ドル近く下落。米10年債利回りは1％を割り込み、0.98％まで低下し、過去最低水準での推移となった。米金利先物市場では3月連邦公開市場委員会（FOMC）で25ベーシスポイントの追加利下げを織り込んだほか、4月、または6月にさらなる利下げ、年末までに3回目の利下げを織り込んだ。




＜KY＞