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来週はソフトバンクGの決算に関心集まるか【クロージング】


7日の日経平均は反落。45.61円安の23827.98円(出来高概算12億6000万株)で取引を終えた。米株高の流れのほか、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>に対して、アクティビストの米エリオットによる保有が思惑材料となり、小幅に続伸して始まった日経平均は一時23943.45円まで上げ幅を広げた。しかし、前日に今年最大の上げ幅を記録していたほか、昨年来高値に接近していることもあり、その後は強弱感が対立。23800円処でのこう着が続いた。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1400を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、情報通信、医薬品、不動産、鉱業が堅調。半面、その他製品、繊維、空運、保険が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG、オリンパス<7733>、中外薬<4519>がけん引。一方で、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、バンナムHD<7832>が重石に。

上値の重さが意識されてはいたが、前日の急伸の反動や昨年来高値水準に接近していることもあり、週末を挟んで積極的なポジションは取りづらいところであろう。また、新型コロナウイルスの感染影響に対する金融市場のパニック的な反応は、今週の大幅上昇によって和らぐ格好となっているが、企業業績への影響が次第に見えてきている中では楽観視は出来ない状況でもあろう。

決算については来週で一巡するが、それでも1200社近くが発表を予定している。注目されるところでは、ソフトバンクGといったところ。その他は中小型株の決算が多いため、これら銘柄での日替わり的な物色に向かいやすい。特に足元では決算等を材料に一部の銘柄に資金が集中しやすい。そのため、資金の逃げ足も速いため、フットワークも重要になりそうだ。



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