13日の米国長期債相場は反発。米中が通商協議で第1段階の合意に達したものの、事前に伝わった情報などを受けて債券市場では織り込みの話だったことから、この日の取引では利回りの絶対水準を重視する投資家などから買いが入り、長期債などの利回り水準は低下した。この日発表された11月米小売売上高は、市場予想を下回ったことも意識されたようだ。

市場関係者の間では「第1段階の合意に達するまで長い時間を費やしており、米中通商協議における第2段階と第3段階の合意形成には相当の時間を要する」との見方が浮上している。来年11月の米大統領選挙までに米中協議が順調に進展し、最終的な合意に達することができるかどうか定かではないことも債券利回りの上昇を抑える一因となった。

イールドカーブは短・中期、中・長期間でフラットニング気配。2年−5年は4.90bp近辺、2年−10年は21.70bp近辺の気配で推移。


2年債利回りは1.61%(前日比:-5bp)、10年債利回りは1.82%(同比:-7bp)、30年債利回りは2.25%(同比:-6bp)で取引を終えた。
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情報提供元:FISCO
記事名:「NY債券:米長期債相場は反発、利回りの絶対水準を重視する投資家の買いが入る