NY為替：6月米住宅着工件数の減少や米中貿易懸念でドル反落

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円32銭まで上昇後、107円97銭まで下落して、107円99銭で引けた。
米国の6月住宅着工件数や住宅着工許可件数が予想を下回ったため米国経済への成長鈍化懸念が再燃。米債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。米中貿易交渉がファーウェイを巡り行き詰まったとの報道で、リスク回避の円買いも強まった。その後、米連邦準備制度理事会（FRB）が公表した米地区連銀経済報告（ベージュブック）で全米の経済が緩慢から緩やかに拡大したことが明らかになるとドルは下げ止まった。

ユーロ・ドルは、1.1210ドルから1.1233ドルまで上昇し、1.1224ドルで引けた。ユーロ・円は、121円48銭から121円18銭まで下落。ポンド・ドルは、1.2404ドルから1.2457ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9896フランから0.9865フランまで下落した。



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