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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、明日の重要イベントを前に思惑


9日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。具体的なドル買い材料が乏しく、株安が続けば円買い方向に振れやすい。ただ、明日の欧州中央銀行(ECB)理事会や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を前に、思惑が絡んだ取引となりそうだ。

5日に発表された米国の3月雇用統計は堅調な内容だったにもかかわらず、ドル・円の上昇が30銭にも満たなかったことから、ドルの先高観が弱まりつつある。前日の海外市場では、米国の2月製造業受注は予想通り落ち込み、2月耐久財受注改定値は速報値と同水準だったものの、製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)がマイナスに修正された。ドル・円は、原油高などを受けた米10年債利回りの上昇を手がかりに111円半ばまで浮揚したが、その後は失速。本日のアジア市場でもその流れが受け継がれ、日本株や中国株がプラス圏で推移した場面でも根強い円買いにドル・円は上値が抑えられた。目先も株安が続けば、円買い方向に進みやすい地合いは続きそうだ。

この後の欧米市場では、明日のECB理事会のほか、米消費者物価指数(CPI)発表やFOMC議事要旨(3月19-20日開催分)公表への関心が高まろう。ECBはドイツ中心に域内経済の減速が鮮明になるなか、利上げ時期の後退など、一段のハト派姿勢を織り込む動きとなりそうだ。その場合、ユーロ・ドルの下落に伴い、ドル・円は底堅く推移する可能性がある。一方、米国経済の減速懸念も根強く、CPIの底堅い内容を先取りしたドル買いは見込みにくい。また、FOMC議事要旨も慎重なトーンが想定される。本日23時に発表される2月JOLT求人件数が底堅い内容でもドルの戻りは限定的となりそうだ。
(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・23:00 米・2月JOLT求人件数(予想:755.0万件、1月:758.1万件)
・02:00 米財務省10年債入札(240億ドル、リオープン)
・メイ英首相が独仏訪問し首脳とEU離脱めぐり会談





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