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今日の為替市場ポイント:リスク選好的なドル買い抑制も


13日のドル・円相場は、東京市場では111円36銭から111円14銭まで下落。欧米市場でドルは111円47銭から111円01銭まで下落し、111円17銭で取引を終えた。

本日14日のドル・円は、主に111円台前半で推移か。英議会は欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」を否決したが、EU離脱時期を巡る情勢は不透明。目先的にリスク選好的なドル買い・円売りはある程度抑制されるとみられる。

英国議会下院は13日、合意なきEU離脱を排除する提案を賛成多数で議決した。当初の政府案に修正が加わったことも採決結果に影響を与えたようだ。(報道によると、採決の結果は賛成321票、反対278票)メイ首相は議会が今後の方策ですみやかに一致しなければ、EUからの離脱が大幅に遅れることや、5月の欧州議会選に参加する必要が出てくるとの認識を示したもようだ。英政府関係者によると、今月20日までにEU離脱を巡る3回目の重要な採決を目指す。

英国が合意なきEU離脱に向かうリスクはなくなったものの、それ自体が英国経済の持続的な成長に直結する保証はなく、通商分野など多くの問題について今後も対処していく必要がある。また、離脱期限の延期について、政府は短期間にとどめることを目指すが、20日までに合意できない場合、より長い期間の延期になるため、報道によるとEU側が期限を決めることになるようだ。そのため、市場関係者の間では「離脱期限延期についての情勢は不透明であり、リスク選好的なポンド買いが続く可能性は低い」との声が聞かれている。



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