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サンバイオ最高値接近、高値更新ならよりセンチメントを明るくさせる【クロージング】


8日の日経平均は続伸。165.07円高の20204.04円(出来高概算15億5000万株)で取引を終えた。北朝鮮の金正恩委員長が訪中し、習近平国家主席と4回目の首脳会談を行うと伝えられた。このタイミングでの首脳会談により、米中通商協議での貿易摩擦の解消に向けた歩み寄りの動きとも捉えられ、通商合意に楽観的な見方が広がり堅調推移となった。日経平均は寄り付き後は上げ幅を縮める展開となったが、2万円を割り込まずに底堅さが意識されており、後場に入り再び強含む局面もみられた。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは石油石炭、精密機器、海運、情報通信、ガラス土石、機械が堅調。半面、陸運、空運、食料品、パルプ紙が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、オリンパス<7733>、ダイキン<6367>がけん引。一方で、花王<4452>、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>、7&iHD<3382>など内需系の一角は利食い優勢だった。

主力処は景気敏感株が買われ、内需系が利食いに押されるなど、リバランスの流れが中心ではある。また、日経平均は大引けにかけて上げ幅を縮めてはいるが、2万円をキープしたことは、センチメントを明るくさせよう。ソフトバンク<9434>はMSCIの調整の影響とは言え、1億株を超える出来高で今日の高値で引けていることも安心感につながろう。

個人の物色意欲の強さは中小型株に表れており、マザーズ指数の上昇率は3%を超えている。マザーズ指数に対するインパクトの大きいサンバイオ<4592>が13%を超える上昇となった影響が大きいものの、幅広い銘柄に物色が広がりをみせている。サンバイオは一時9740円まで上げ幅を広げており、昨年12月4日に付けた最高値9880円が射程に入ってきている。高値を更新してくるようだと、昨年末にかけて大きく調整していた銘柄への見直しへ向かわせよう。




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