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大野芳政:アナリストが教えるレーティング情報を使った短期上昇株発掘法【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家大野芳政氏(ブログ「証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年11月10日17時に執筆

株式市場では国内外の証券各社から毎日、多数のレーティング情報がリリースされています。具体的にはアナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い・売り」などのレーティングを付与しています。

リリース直後は一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティング情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうこともありますが、いくつかの条件が合えば人気が継続するものもあります。

そこでレーティング情報を15年間、研究し続けた証券アナリストの「大野芳政」が、リリース直後の値動きが一巡したレーティング情報から1~2週間程度の短期間で注目される銘柄を紹介します。


■日本ライフライン<7575>

野村証券が11月5日に投資判断「Buy(買い)」を据え置き、目標株価を3300円→3600円に引き上げたことが伝わっている。レーティング公開後に株価は上昇するも、買い一巡後は失速。結局は往って来いになってしまった。しかし、注目しているのは目標株価との乖離率が110%とかなり大きいことと、株価が昨年5月以来の安値水準にあることだ。25日移動平均線との乖離も-9.5%となっていることから一旦はリバウンドが期待できると見ている。



■CTC<4739>

大和証券が11月5日に投資判断「1」を据え置き、目標株価を2460円→2960円に引き上げたことが伝わっている。レーティング公開後も株価は2000円台でのもみあいに終始するなど大きな動きは見られていない。テクニカル的には下値不安はそれ程大きくないと見られる。目標株価の引き上げ率は20%程度、時価との乖離も47%程度となっている点が魅力だと感じており、売り一巡からの自律反発に期待している。

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執筆者名:大野芳政
ブログ名:証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」




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