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大野芳政:アナリストが教えるレーティング情報を使った短期上昇株発掘法【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家大野芳政氏(ブログ「証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年10月14日12時 に執筆

株式市場では国内外の証券各社から毎日、多数のレーティング情報がリリースされています。具体的にはアナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い・売り」などのレーティングを付与しています。

リリース直後は一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティング情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうこともありますが、いくつかの条件が合えば人気が継続するものもあります。

そこでレーティング情報を15年間、研究し続けた証券アナリストの「大野芳政」が、リリース直後の値動きが一巡したレーティング情報から1~2週間程度の短期間で注目される銘柄を紹介します。


■LINE<3938>

JPモルガン証券が10月12日に投資判断を「Overweight(強気)」、目標株価4900円で再開したことが伝わっている。株価は急ピッチで売られていただけに、レーティング公開がリバウンドのきっかけとなった。目標株価との乖離率が22%程度と大きいことは魅力的であり、4200円処回復なら200日移動平均線程度までリバウンド余地が広がると見ている。ただし、4000円処を明確に割り込むと仕切り直しとなる可能性もあるため要注意。


■ソフトバンクG<9984>

クレディスイス証券が10月10日に投資判断「OUTPERFORM(強気)」を据え置き、目標株価を1万1700円→1万3800円に引き上げたことが伝わっている。レーティング公開後に下げ幅を拡大し、大陰線を引く典型的な弱気形状。ただ、売り一巡後には大きく自律反発するなど、市場の押し目買い意欲は旺盛。目標株価との乖離率が38%程度と大きいこともあり、全体相場が落ち着いてくれば、10月に付けた年初来高値を更新しに行く動きに回帰する可能性が高いと考えている。

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執筆者名:大野芳政
ブログ名:証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」




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