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大野芳政:アナリストが教えるレーティング情報を使った短期上昇株発掘法【FISCOソーシャルレポーター】



以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家大野芳政氏(ブログ「証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年10月6日16時 に執筆


株式市場では国内外の証券各社から毎日、多数のレーティング情報がリリースされています。具体的にはアナリストがファンダメンタル分析を基づいて個別株の企業価値を算出し、現在の株価に対する「割安・割高」から「買い・売り」などのレーティングを付与しています。

リリース直後は一時的に値動きが大きくなるため、こうしたレーティング情報を材料に売買する個人投資家も少なくありません。銘柄によっては、寄り付きが天井になってしまうこともありますが、いくつかの条件が合えば人気が継続するものもあります。

そこでレーティング情報を15年間、研究し続けた証券アナリストの「大野芳政」が、リリース直後の値動きが一巡したレーティング情報から1~2週間程度の短期間で注目される銘柄を紹介します。


■MTG<7806>

大和証券が10月4日に投資判断を新規に「1」、目標株価8800円としたことが伝わっている。レーティング公開後に株価はギャップアップしたものの、追随するような動きは限定的で買い一巡後に失速。大陰線を引く弱気パターンとなった。テクニカル面からも一旦は8月に付けた年初来安値6020円を試しに行く公算が大きい。しかし、目標株価との乖離率は39%程度と大きく、キッカケ次第では人気化することも考えられる。まずは6020円死守からのリバウンドに期待したい。



■7&IHD<3382>

UBS証券が10月1日に投資判断「Buy(買い)」を据え置き、目標株価を5400円→5800円に引き上げたことが伝わっている。レーティング公開後も株価はじりじりと上値を切り上げる典型的な強気パターン。9月半ばの急ピッチな上昇による短期的な過熱感があるため、日柄をかけながらではあるが、一段高が期待できると見ている。25日移動平均線が追い付いてくるタイミングに注目したい。

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執筆者名:大野芳政
ブログ名:証券アナリストが考えたスマホでできるお手軽株式投資「トランプ式投資術」




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