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NY株式:NYダウは14ドル高、NAFTA再交渉への期待高まる


米国株式相場は上昇。ダウ平均は14.38ドル高の26064.02、ナスダックは12.14ポイント高の8030.04で取引を終了した。北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉への楽観的な見方から、貿易摩擦懸念が後退し買いが先行。8月消費者信頼感指数が約18年ぶりの高水準となったことも好感されたが、主要株式指数が高値更新しており、警戒感から上値の重い展開となった。ナスダック総合指数とS&P500指数は、昨日に続いて最高値を更新した。セクター別では、不動産やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で食品・飲料・タバコや電気通信サービスが下落した。

靴小売のDSW(DSW)は、決算内容が好感され、20%を超す大幅上昇。保険会社のアスペン・インシュアランス(AHL)は、投資会社のアポロ・グローバル・マネジメントへの26億ドルでの売却に合意し堅調推移。宝飾品のティファニー(TIF)は、決算内容が予想を上振れ買われた。一方で、家電量販店のベストバイ(BBY)は、8-10月期の業績見通しを引き下げ、下落。食料品のキャンベルスープ(CPB)は、身売り検討計画の否定が報じられ、軟調推移となった。

ゴールドマンサックスは、先週末に開催された金融・経済シンポジウムでのパウエルFRB議長の発言を市場ほどハト派的と認識しておらず、18年度は残り2回、19年度は4回の追加利上げ見通しを据え置いた。

Horiko Capital Management LLC



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