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個別銘柄戦略:KDDIや三井不に注目


26日の米国市場では、NYダウが30.31ドル高の24283.11、ナスダック総合指数が29.62pt高の7561.63。シカゴ日経225先物は大証比15円安の22305円。本日は早朝の円相場が1ドル=110円00銭台と昨日午後3時より円安に振れているが、シカゴ日経225先物の小幅安を意識して、様子見ムードが強い中で寄り付きの売買をこなすことになろう。朝方の取引一巡後は円安や米ナスダック総合指数の上昇を背景に、前日後場からの買い戻し地合いに戻り、自動車や電子部品、機械といった輸出セクターの大型銘柄の値上がりが予想される。ただ、時価総額上位銘柄は海外投資家による売りへの警戒感が強く、TOPIXコア30採用の超大型銘柄を避けて短期的な値幅を狙う流れとなる可能性がある。一方、本日は6月中間期の権利落ち日。ホンダ<7267>、ブリヂストン<5108>、SUMCO<3436>、資生堂<4911>といった12月期決算の好業績銘柄が権利落ち分を早々に埋めれば、地合いの強さ示す指標として好感され、市場全体に買いが波及しよう。格上げや目標株価の引き上げが観測されている大和ハウス
<1925>、栗田工<6370>、三菱自<7211>、豊田合成<7282>、Vテク<7717>、ロイヤルHD<8179>、三井不<8801>、菱地所<8802>、住友不<8830>、KDDI<9433>などに注目。

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