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今日の為替市場ポイント:イラン核合意をめぐる米判断を控えて小動きとなる可能性


7日のドル・円相場は、東京市場では108円76銭から109円33銭まで反発。欧米市場でドルは一時109円40銭まで買われた後に108円99銭まで反落し、109円09銭で取引を終えた。

本日8日のドル・円は、109円台前半で推移か。米国のイラン核合意をめぐる判断を控えて様子見ムードが強まる中、ドル・円は109円台前半で小動きに推移している。日経平均株価の動きをにらみ、108円台後半から109円台前半でのレンジ内取引が予想される。

トランプ米大統領は7日の自身のツイッターで、イラン核合意をめぐる判断を8日(日本時間9日未明)に発表すると投稿。米国が核合意を離脱した場合、イランへの経済制裁が再開される可能性があることから、中東情勢をめぐる地政学的リスクが意識され、リスク回避目的の円買いを物色する動きが目立っている。

ただ、米ホワイトハウスのサンダース報道官が米中の貿易摩擦解消に向けた協議が来週にも再開されるとの見通しを示したことを受けて、貿易問題の打開への期待感がドルを下支えしている。本日の東京市場では日経平均株価の動きをにらみ、主に108円台後半から109円台前半でのレンジ内取引となる展開が予想される。




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