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今日の為替市場ポイント:米政治不安でリスク回避の円買い継続も


6日のドル・円相場は、東京市場では106円46銭から106円07銭まで下落。欧米市場でドルは105円85銭まで下げた後に106円44銭まで反発し、106円14銭で取引終了。

本日7日のドル・円は、主に105円台半ばで推移か。ゲイリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長の辞任報道を背景にドル売り・円買いが加速している。日経平均株価の動きをにらみ、105円台半ばの水準で神経質な展開が予想される。

ゲイリー・コーン米国家経済会議(NEC)委員長は辞任することから、今後のトランプ政権への先行き懸念が再燃。これを受けて、ドルは対主要通貨で下落している。トランプ米大統領は6日、鉄鋼とアルミニウムに輸入制限措置を発動する方針を撤回しないと表明。コーンNEC委員長をはじめ、米共和執行部のライアン下院議長らは大統領に鉄鋼・アルミニウム関税案の再考を促していた。

ただ、韓国は6日夜、南北首脳会談を4月末に開催することで北朝鮮側と合意したことを発表。また、北朝鮮側は非核化問題や関係正常化をめぐり米国と対話する用意を表明した。これを受けて、地政学的リスクをめぐる懸念が後退し、ドルは下げ渋っている。本日の東京市場では105円台半ばの水準で一進一退の動きが予想される。日経平均株価や米長期金利の動き次第では、直近安値である105円25銭を下回る可能性もある。




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