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規制が阻むビットコインETFへの道のり【フィスコ・ビットコインニュース】


昨年ビットコインが1500%急騰したことが投資家の需要を刺激し、アメリカでは多くの企業がビットコインの上場投資信託(ETF)の設定に向けてしのぎを削っている。一方で、規制当局による認可はまだ下りていない状況だ。

今週に入って5つのファンドマネジャーが、米証券取引委員会(SEC)が懸念を示したことを理由にビットコイン先物に関するETF設定の計画を見送った。また、SECは少なくとも14のビットコインETFまたは関連商品の申請の承認を保留としている。

また、米商品先物取引委員会(CFTC)は先月、CMEグループとCBOE Global Marketsに対し、ビットコインの先物上場を許可した。しかし最近になって、デジタル通貨の上場プロセスを見直している。

このように、アメリカにおけるデジタル通貨関連の監視は強化されている状態だが、市場は先物の採用から遠ざかってはいないようだ。投資家の需要を背景に、資産運用に携わる企業のいくつかがはSECの懸念に対応できるようファンドの再設計を急いでいる。中には、伝統的な資産を介してビットコインへのエクスポージャーを目指すという間接的なアプローチを試みているファンドもある。

シカゴにあるBarnes & Thornburg 社のパートナーであるTrace Schmeltz氏は「SECが商品を許可しなければ、米国の資本市場は欧州やアジアに置いていかれる。そこを常に留意する必要がある。」との見解を示すように、米国内にも慎重になりすぎることに対する懸念の声はあるようだが、今後の規制動向によっては仮想通貨市場にも大きな影響を与える可能性がある。引き続きアメリカの仮想通貨関連商品に関する規制動向には注目だ。




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