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5日の米国市場ダイジェスト:ダウ220ドル高、雇用統計を好感


■NY株式:ダウ220ドル高、雇用統計を好感

5日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は220.74ドル高の25295.87、ナスダックは58.64ポイント高の7136.56で取引を終了した。12月雇用統計で非農業部門雇用者数は予想を下振れたものの、平均時給が前月比で増加するなど労働情勢の改善が続き買いが先行。アジア・欧州株が概ね全面高となったほか、11月製造業受注が予想を上振れたことも好感され、終日堅調推移となった。ダウ、ナスダック総合指数、S&P500指数が揃って最高値を更新した。セクター別では、小売やソフトウェア・サービスが上昇する一方でエネルギーや公益事業が下落した。

自動車大手のフィアット・クライスラー(FCAU)はJPモルガンによる投資判断引き上げを受け堅調推移。携帯端末のアップル(AAPL)はインテル製プロセッサーの脆弱性を巡る問題に関して同社端末への影響を調査し、数日以内に適切なiOSアップデートを行うことを発表し、上昇。ハイテク株への資金流入が目立ち、ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)や検索大手のアルファベット(GOOGL)が買われた。一方で、アルコール飲料のコンステレーション・ブランズ(STZ)は決算内容が嫌気され下落した。

高税率州であるNYやカリフォルニアは、税制改革により州・地方税の控除が一定額に制限されることに反発し、州の税法を変更するなどの回避策を検討している。コーン国家経済会議(NEC)委員長はこれらの動きを阻止する構えを示しており、連邦政府と一部の州で対立が続きそうだ。

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■NY為替:非農業部門雇用者数減速も米利上げ軌道変わらずとしてドル売り後退

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円03銭から113円31銭で推移し、113円06銭で引けた。米国の12月非農業部門雇用数の減速や11月貿易赤字の拡大などからドル売りになったが、その後、連邦準備理事会(FRB)の利上げ軌道は変わらないとの見方からドル売りは後退した。

ユーロ・ドルは1.2083ドルまで上昇後、1.2021ドルまで下落し、1.2029ドルで引けた。ユーロ・円は136円64銭まで上昇後、135円99銭まで下落した。ポンド・ドルは1.3582ドルまで上昇後、1.3543ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.9741フランから0.9785フランでもみ合った。


■NY原油:続伸で61.44ドル、ガソリンや留出油の在庫が大きく増加

NY原油先物は続伸(NYMEX原油2月限終値:61.44↓0.57)。61.69ドルまで上昇後、61.09ドルまで下落した。米国株続伸スタートによるリスク選好ムードから買いが先行したとみられる。その後、前日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、ガソリンや留出油の在庫が大きく増加していたことが改めて注目され、売りが優勢になった。ただ、米ベーカー・ヒューズ社が発表した米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数が前週比5基減少したことで、引けにかけて下げ渋る状態になった。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  30.33ドル +0.14ドル(+0.46%)
モルガン・スタンレー(MS) 53.11ドル -0.02ドル(-0.04%)
ゴールドマン・サックス(GS)255.52ドル -1.31ドル(-0.51%)
インテル(INTC)      44.74ドル +0.31ドル(+0.70%)
アップル(AAPL)      175.00ドル +1.97ドル(+1.14%)
アルファベット(GOOG)   1102.23ドル +15.83ドル(+1.46%)
フェイスブック(FB)    186.85ドル -2.52ドル(+1.37%)
キャタピラー(CAT)     161.96ドル +2.52ドル(+1.58%)
アルコア(AA)       54.09ドル -0.61ドル(-1.12%)
ウォルマート(WMT)     100.13ドル +0.59ドル(+0.59%)
スプリント(S)       5.80ドル +0.17ドル(+3.02%)







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