10時40分時点の日経平均は92円高、米ベインがTOB実施のアサツーDKに思惑も

10時40分時点の日経平均は前日比92.20円高の20492.98円。TOPIXは前日比4.87pt高の1678.49pt。

東証1部の売買代金トップは任天堂<7974>。その他、三菱UFJ<8306>、日産自<7201>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、日立<6501>などがランキング上位に続いている。

東証1部の騰落状況は値上がり987銘柄、値下がり909銘柄。値上がり率上位銘柄は、ダイトウボウ<3202>、ミタチ<3321>、アサツーDK<9747>、マクロミル<3978>、北の達人<2930>など。

米投資ファンドのベインがTOBを実施して非上場にすると発表したアサツーDK<9747>に関心が向かっている。TOB価格は3660円とされているが、同価格を上回る水準にまで買い進まれている。WPPとは事前に提携解消の合意がないため、外国人持ち株比率が高いことも考慮すると、さらなるTOB価格の上積みなども思惑視される状況とみられている。そのほか、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「オーバーウェイト」、目標株価を3800円として新規カバレッジを開始したマクロミル<3978>などに物色が集まっているようだ。



＜DM＞