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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株番長:株番長注目の新型iPhone関連銘柄


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株番長氏(ブログ「株番長の注目銘柄」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年9月29日10時に執筆

今月13日、新型iPhoneとなる「iPhone8」と「iPhone X」の2種類が発売されるとAppleから発表された。「初代機発売からの10週年記念モデルとしていくつもの新しい機能が盛り込まれる」と話題になっていただけあり、話題性は充分だ。これまでにも新型iPhoneが出るたびに、関連銘柄が物色の対象になってきたが、今回は新機能も多い事から、新しく加わりそうな関連銘柄も増えそうだ。

■iPhone
iOSを搭載する機器は、iPhoneだけであり、機器の製造をするのもアップル社から委託された企業だけである。今年は初代機発売からちょうど10年という記念イヤーという事もあり、2種類のiPhoneが発表された。そのうちの「iPhone X」においては、以前から噂されていた有機ELパネルが実装される。その他にも、Face ID(顔認証)や、防水・防塵機能が搭載されるなど、スペックは大幅に向上している。

■日本企業の新型iPhone関連銘柄は?
アップル社からの委託を受けて新型iPhoneを製造する工場は中国やブラジルにある。また、最終製品に使われる中間部品を直接供給するのも多くは台湾や韓国のメーカーとされている。日本企業で、新型iPhone関連銘柄を考えるのならば、これら台湾・韓国の企業に、素材、電子部品、製造機器を供給するメーカーを中心に見ていくことになるだろう。中でも有望視されているのは有機ELパネル関連だろう。有機EL製造装置、有機EL素材などでは日本企業も大きな役割を果たしている。また、顔認証、ワイヤレス充電といった機能も組み込まれている事からも、これらに強みを持つ日本企業を新型iPhone関連銘柄としてピックアップしておきたいところだ。

■株番長注目の新型iPhone関連銘柄

新型iPhone関連銘柄-大吉-
<6981>村田製作所
これまでのiPhoneでは京セラの製品とともに村田製作所のコンデンサーが大量に使われてきた。2017年4~6月期は各利益段階で減益だったが、受注残高は過去最高レベルで、福井県や中国・無錫などのセラミックコンデンサー工場はフル稼働状態になっているもよう。

新型iPhone関連銘柄-中吉-
<6988>日東電工
新型iPhoneで搭載される有機ELパネルの恩恵で、日東電工が得意とするタッチコンデンサーや粘着剤、製造工程の途中で使うフィルムも需要増が見込まれると見ている。スマホ関連のほかのものとしては、偏光板やベープ部材なども供給している。

新型iPhone関連銘柄-小吉-
<5706>三井金属
7月13日に、スマホの電子回路基板に使う銅箔の生産能力増強を発表した。銅箔は「曲げる」「伸ばす」に強く、同社は世界でもトップシェアを有している。また、中国でインフラ向けの銅の需要が増えていることも、業績を後押ししている。

新型iPhone関連銘柄-末吉-
<6258>平田機工
「有機EL関連技術は新規参入が難しく、先行したメーカーは長期的に有利な立場を保てる」とされているだけあり、同社も有機ELや半導体向け製造装置が好調。2017年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期の約2.6倍まで増え、2年連続で同じ期間の最高益を更新している。

■新型iPhone関連銘柄 -総括-
新技術が採用されたために、従来の技術が不要になる可能性もある。有機ELと液晶がこの典型だ。また、部品供給していても、ソニー<6758>のCMOSセンサーのように会社全体の売り上げにはそれほど貢献していない場合もある。関連銘柄の中でも見極めはしっかりしておきたい。

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執筆者名:株番長
ブログ名:株番長の注目銘柄




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