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中小型株から大型株への資金シフトが意識されてくるか【クロージング】


31日の日経平均は続伸。139.70円高の19646.24円(出来高概算17億7000万株)で取引を終えた。終値での19600円回復は、10営業日ぶりとなる。30日の米国市場は、北朝鮮情勢が重しとなるものの、8月ADP雇用統計や4-6月期GDP改定値が予想を上振れたことが好感された。この流れを引き継ぐ格好から買いが先行して始まると、日経平均はその後もじり高基調の中で19600円を回復している。

円相場は1ドル110円50銭辺りと円安に振れて推移していることや、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、アップルの長期投資に前向きと受け取れる姿勢を示したこと等も材料視された。アップルに関心が集まり、足元で調整が続いていた半導体や電子部品などアップル関連への見直しに向かわせる場面もみられた。

北朝鮮情勢や米政権運営などの不透明感は払拭されておらず、楽観視は出来ないものの、日経平均は足元のもち合いレンジ(19300-19550円)を突破してきており、ショートカバーを誘い込みやすい。一方で中小型株については、利食い優勢の流れがみられており、中小型株から主力処にシフトしやすいだろう。一先ず日経平均は上値抵抗の25日線レベルを捉えており、これを突破してくるようだと、より資金シフトが強まりやすい。



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