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今日の為替市場ポイント:欧米株安や米長期金利の低下を意識してリスク回避の円買い継続か


10日のドル・円相場は、東京市場では110円18銭から109円90銭で推移。欧米市場でドル・円は一時109円16銭まで下落し、109円22銭で取引を終えた。


本日11日のドル・円は、主に109円台前半で推移か。欧米諸国の株安、米長期金利の低下、原油先物の反落を受けてリスク回避のドル売り・円買いは継続する可能性がある。


10日のニューヨーク市場では米国と北朝鮮の関係悪化を懸念してリスク回避に絡んだ取引が拡大した。外為市場で株式と原油先物の下落を嫌気したドル売りが活発となったが、7月の米生産者物価指数が市場予想を下回ったこともドル売り材料となった。


トランプ大統領が再び北朝鮮を非難したことから、市場関係者の間では「米朝間の緊張状態がさらにエスレートすることは避けられない」との声が聞かれている。8月21日からアメリカ軍と韓国軍による定例の合同軍事演習が行われる予定となっており、北朝鮮のミサイル発射計画の公表は米韓合同軍事演習をけん制する狙いがあるとの見方が多い。


北朝鮮のミサイル発射計画はグアム島内の米軍拠点を標的にしていないとみられており、米国、中国の今後の対応が注目されるが、北朝鮮が米韓合同軍事演習中にミサイル発射を強行した場合、戦争状態に発展するリスクがあるとして市場関係者の間では突発的な軍事衝突に対する警戒感が高まっている。



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