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後場に注目すべき3つのポイント~ 日経平均は続伸、新興市場から東証1部や東証2部の低位株や出遅れ銘柄に


4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は続伸、新興市場から東証1部や東証2部の低位株や出遅れ銘柄に
・ドル円は113円22銭、113円台前半でもみあう展開、株高は想定内で影響なしとの見方
・芦森工、ビーマップなどがストップ高


■日経平均は続伸、新興市場から東証1部や東証2部の低位株や出遅れ銘柄に

日経平均は続伸。85.41円高の20141.21円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えている。3日の米国市場は、6月ISM製造業景況指数が予想を上回ったほか、原油相場の上昇が好感され、NYダウは129ドル高となった。この流れを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の20145円。円相場は1ドル113円35銭辺りと円安に振れて推移するなか、買い先行で始まった。

しかし、4日の米国市場は独立記念日の祝日で休場となるなか、海外勢のフローは限られている。そのため、日経平均は寄付き直後の20197.16円を高値に、こう着感の強い相場展開が続いている。そんななか、個人主体の売買は活発であり、マザーズ指数、JASDAQ平均はマイナスながらも、ピンポイントで急伸する銘柄が目立っている。また、低位材料株等へも値幅取り狙いの資金が向かっている。

日経平均は引き続きこう着感の強い流れが続こう。個人主体の売買では、新興市場の中小型株へは銘柄が絞られてきており、一部の銘柄に資金が集中する流れに。値がさ株の多いマザーズから、東証1部や東証2部の低位株や出遅れ銘柄に資金がシフトしているようにも見える。

低位材料株についてはやや仕手系色の強い銘柄もあり、割り切りスタンスといったところ。東証2部については、相対的な出遅れも意識されやすく、調整一巡の銘柄などには、思惑的な資金が向かいそうだ。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル円は113円22銭、113円台前半でもみあう展開、株高は想定内で影響なしとの見方

4日午前の東京市場でドル・円は113円台前半での小動きが続いた。日経平均株価は85円高で午前中の取引を終えた。午後の取引で再上昇の可能性はあることから、今のところはリスク回避的な円買いはやや抑制されているようだ。ただし、100円程度の株高は想定の範囲内であることから、新たなドル買い・円売り材料が提供されない場合、リスク選好的なドル買いが再び広がる可能性は低いとみられる。ここまでのドル・円の取引レンジは113円13銭から113円46銭。

12時23分時点のドル・円は113円22銭、ユーロ・円は128円73銭、ポンド・円は146円55銭、豪ドル・円は86円85銭で推移している。

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・芦森工<3526>、ビーマップ<4316>などがストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます


■要人発言

・メルケル独首相
「トランプ米大統領がG20首脳会議で方針変えるとは期待せず」

・ECB関係筋
「市場の混乱から、一部のメンバーは7月に緩和策のバイアスを解消することを躊躇」
「ECBは量的緩和(QE)に関する言及を維持する可能性」

・欧州委員会報道官
「日欧の経済連携協定(EPA)の大筋合意は近い」

・ギガバ南ア財務相
「6%成長に向けた構造改革と時間表を盛り込んだ行動計画を7日に公表」


☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
・14:00  基調的なインフレ率を捕捉するための指標(日本銀行)

<海外>
・13:30  豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表  1.5%  1.5%



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