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週末要因もハイテクや金融セクターの動向に注目【クロージング】


22日は日経平均は小幅に続落。28.28円安の20110.51円(出来高概算15億5000万株)で取引を終えた。米株市場がまちまちの展開となるなか、小幅に反発して始まった日経平均は、その後は前日終値を挟んで50円程度の狭いレンジ取引が続いた。日銀のETF買い入れへの思惑等もあり、後場寄り付き後には一時20191.42円まで上げ幅を広げる場面もみられたが、その後は再び前日終値を挟んでのこう着のなか、結局小幅に続落となった。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が若干上回っているが、ほぼ拮抗。セクターではゴム製品、医薬品、鉄鋼、精密機器、その他製品、ガラス土石がしっかり。一方で、保険、鉱業、電力ガス、食料品、不動産、小売が冴えない。また、中小型株物色は活発だが、値を消す銘柄も少なくなく、資金回転の速さが窺える。

日経平均は連日の陰線形成となるものの、2万円をキープしており、機関投資家はリバランス中心とみられるほか、個人も短期的な値幅取り中心のようである。明日は週末要因から、どちらかというと利食いに伴うポジション調整の売りが出やすく、まずは日経平均の2万円キープを見極めたいところである。ただし、資金回転が速い分乱高下にはなりやすいが、シコリも残らないためその後の反転も速いだろう。テーマ性があり、流動性の大きい銘柄には、引き続き個人の資金が集中しやすい。

その他、米国では23日にFTSEラッセルが年次指数調整を行うため、成長株への大型ハイテク銘柄のウエート変更への思惑が市場を左右するとみられている。リバランスを控えて、アップルへの見直しが強まる可能性があり、これが他のハイテク株への物色に向かわせる可能性がありそうだ。また、米FRBがドッド・フランク法に基づくストレステストの結果を発表する。金融セクターへのアク抜けが期待される。



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