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米国株見通し:ハイテクセクターでの利益確定の動きに引き続き注意


S&P500先物 2424.50(-3.75) (17:20現在)
ナスダック100先物 5712.50(-35.75) (17:20現在)

17:20時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは25ドル安程度で推移。欧州市場は小幅ながら全般小安く推移している。原油先物相場は、ほぼ代わらずでの推移。

9日の米株式市場はまちまち。重要イベントが通過し、投資家心理が回復しつつあるなか、金融規制改革法(ドッド・フランク法)見直し法案が下院で可決され、金融株に買いが広がった。しかし、一部アナリストが主要ハイテク株への投資リスクを警告すると、利益確定の動きから上げ幅を縮小する展開となった。

英国総選挙、前FBI長官の議会証言と重要イベントが通過し、投資家心理が回復しつつあるが、これまで上昇の目立っていたハイテクセクターには利益確定の動きが広がっており、引き続き注意が必要だ。週末の米アップル株は4%近く下げたほか、半導体のエヌビディアは空売り専門の調査会社シトロン・リサーチが株価下落を予想したことが売りを誘った。さらに、ゴールドマン・サックスがハイテク株を巡る慎重な見方を示したこともハイテクセクターの売りにつながっている。まずはハイテク株への売りが一巡するかを見極める必要がありそうだ。

ナスダック指数は最高値更新から、一気に25日線を割り込む場面をみせていた。週明けの米国市場で同線を割り込んでの一段安となると、センチメントは悪化傾向に向かいそうだ。その他、13・14日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まる。FF金利の先物取引から算出される6月の利上げ確率は95%と利上げ実施は確実だが、バランスシートの縮小や年内の利上げペースに関する見解が焦点になるだろう。



<KK>

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