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個別銘柄戦略:買い先行の展開に、FOMC議事録控え強弱感が対立か、金融株動向に注目


23日の米国市場では、予想を下回る経済指標の発表があったものの、米金利上昇を背景にゴールドマン・サックスなど金融セクターが買われた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の19770円となるなか、買い先行の展開になりそうだ。米国の流れを引き継ぐ格好から、金融株の動向が注目されやすい。

買い一巡後はFOMC議事録を見極めたいとの思惑から強弱感が対立しようが、FOMC議事録において6月利上げ確率が依然として高い状況であれば、為替市場でのドル高円安進行、株式市場のリバウンドが意識されてくるだろう。そのため押し目買い意欲の強さから、日経平均は急落前水準を明確に回復してくることも考えられる。まずは金融株の動向を睨みながらの展開に。

その他、目標株価の引き上げが観測されているところでは、ミネベアミツミ<6479>、島津製作所<7701>、堀場製作所<6856>、グリー<3632>、日立化成<4217>、ユー・エス・エス<4732>、日本電気硝<5214>に注目。




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