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個別銘柄戦略:決算に絡んだ銘柄ではサイバーエージェントなどに注目、任天堂の売り一巡後へ関心集まる


28日の日本株市場はこう着感の強い相場展開となり、次第に利益確定の流れとなりそうだ。米国では28日に暫定予算が期限を迎える。政府機関の一部閉鎖を避けるためには議会が週内に新たな暫定予算を可決する必要がある。過度な警戒感は高まってはいないものの、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりそうだ。

また、決算発表の第1弾のピークとなるため、こちらも模様眺めムードが強まりやすい一因になる。大型連休に入ることで参加者も限られてきそうである。決算を手掛かりとした短期的な値幅取り狙いが中心になりそう。ADRの日本株はNTTドコモ<9437>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、野村HD<8604>が堅調。半面、トヨタ<7203>、ファナック<6954>、任天堂<7974>、コマツ<6301>、オムロン<6645>が冴えない。任天堂については保守的と見る向きが大勢であり、売り一巡後の動向に注目。その他、決算に絡んだところでは、サイバーエージェント<4751>、アルプス電気<6770>、カプコン<9697>に注目。



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