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前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした中小型株物色に


20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:決算を手掛かりとした中小型株物色に
■外資系証券の注文動向:差し引き60万株の売り越しとの観測
■前場の注目材料:ラオックス、訪日客向けに飲食業参入


■決算を手掛かりとした中小型株物色に

20日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうである。19日の米国市場では原油安やIBMの決算が嫌気され、NYダウは118ドル安だった。一方、半導体製造装置のラムリサーチが半導体市況の回復で好決算を発表したことが材料視され、ハイテク株の一角が堅調となり、ナスダックは上昇している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の18390円だった。円相場は1ドル108円90銭辺りでの推移となっている。

この流れを受けてやや売りが先行することになろうが、ハイテクの一角には買いが波及する可能性もあり、底堅さが意識されよう。日経平均は5日線を挟んでの攻防となり、調整基調が続くことになろうが、底堅さが意識されることで中小型株などの物色は活発になりそうだ。

個人主体の中小型株などは、決算を手掛かりとした物色が持続している銘柄も散見されている。資金の逃げ足の速さは警戒されるものの、トレンドの強い銘柄等は利食いをこなしながら上昇を続けており、個人の需給状況は回復傾向にあるとみられる。積極的な売買は手控えられるだろうが、決算を手掛かりとした物色のほか、アップル、ビットコイン、人工知能、防衛関連などのテーマ株での循環物色の流れも意識される。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き60万株の売り越しとの観測

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1160万株、買い1100万株、差し引き60万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

04月13日(木):80万株の売り越し
04月14日(金):530万株の売り越し
04月17日(月):150万株の買い越し
04月18日(火):280万株の買い越し
04月19日(水):690万株の売り越し


■前場の注目材料

・NYダウは下落(20404.49、-118.79)
・ナスダックは上昇(5863.03、+13.56)
・シカゴ日経225先物(18390、-20)
・NY原油は下落(50.44、-1.97)
・ドル円相場108円90-95銭
・3月南ア消費者物価指数6.1%増、予想を下回る
・2月ユーロ圏貿易収支+178億ユーロ、予想を上回る
・米大手金融機関の大幅増益相次ぐ
・1-3月期NZ消費者物価指数、前年比2.2%増で予想を上回る

・キャノン<7751>、17年1-3月期営業利益800億円前後で前年同期比2倍へ
・ホンダ<7267>、中国で2018年にEV発売へ
・ラオックス<8202>、訪日客向けに飲食業参入
・キリンHD<2503>、「水」の新ブランド
・東芝<6502>半導体入札、鴻海「米に工場」提案

☆前場のイベントスケジュール

<国内>
・08:50  貿易収支(3月)  6056億円  8135億円

<海外>
・特になし



<SK>

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