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15日通過後の落ち着きを見極め【クロージング】


14日の日経平均は4日続落。91.21円安の18335.63円(出来高概算18億3000万株)で取引を終えた。一時18285.73円まで下げ幅を広げており、連日で年初来安値を更新している。外部環境の不透明感が警戒されるなか、オプションSQに絡んだ売買が買い越しだったこともあり、日経平均は大幅に反発し18500円を回復して始まった。ただ、SQの買い越しがイレギュラー的だったとみられ、SQ値が幻のSQといった格好となり、早い段階で下げに転じている。その後は18300円台半ばでのこう着感の強い相場展開となっている。

セクターでは電力ガス、パルプ紙、水産農林、鉱業、繊維、石油石炭、医薬品、倉庫運輸、情報通信が下落。一方で、鉄鋼、不動産、輸送用機器、非鉄金属が小じっかり。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。

日経平均はオプションに絡んだ売買が想定外の大幅に買い越しだった影響から、大きく反発して始まった。発注タイミング等でイレギュラーが生じたとの見方もあったが、結局は幻のSQとなり、これが上値抵抗にもなっている。海外勢は祝日の影響から売買フローは限られているとみられ、引けにかけてやや下げ幅を広げている。また、中小型株についても、資金の逃げ足の速さから、値を消す銘柄も散見されていた。

まずは15日の北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控え、これを無事通過するのを見極めたいところである。緊張が和らいでくるようだと、来週以降の自律反発が期待される。ただし、トレンドは悪化傾向であり、戻り待ちの売り圧力が警戒されやすいところである。



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