東京為替ドル・円は108円90銭付近で推移、地政学的リスクの警戒継続

　ドル・円は108円90銭付近で推移している。グッドフライデーの祝日でこの後、独、仏、英など欧州主要市場が休場になるなか、目先、北朝鮮をめぐる地政学的リスクの警戒から円買いが優勢気味になっているもよう。ユーロ・円も一時115円50銭割れになった。

　北朝鮮については、故金日成主席の生誕105周年を翌15日に控え、何らかの示威的行動を取るとの警戒感が根強い。その日までには米国の空母・駆逐艦が朝鮮半島の近海に集結する予定とされ、有事に対する緊張が高まる状況にある。

　ここまでのドル・円の取引レンジは108円85銭から109円23銭。ユーロ・円は115円48銭から116円01銭、ユーロ・ドルは1.0606ドルから1.0624ドルで推移。



＜KK＞