10時30時点の日経平均は251円安、防衛関連以外はリスク回避の流れ

10時30分時点の日経平均は前日比251.90円安の18495.97円。TOPIXは前日比19.56pt安の1475.54pt。

業種別では33業種が揃って下落。下落率トップは前日比2.40％安で石油石炭。その他、鉱業、輸送用機器、証券、ガラス土石、非鉄金属などが上位に続いている。

東証1部の売買代金トップは東芝<6502>。その他、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、ソフトバンクグ<9984>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、LIXILビバ<3564>などがランキング上位に続いている。

値上がり率上位銘柄は、石川製作所<6208>、イズミ<8273>、東京計器<7721>、MINORI<3822>、豊和工業<6203>など。

石川製作所は前日比14％高に。SEALSなど海軍特殊作戦部隊を支援する「C・チャンピオン」が那覇軍港に一時寄港していたことを一部メディアが報じた。また、北朝鮮に対して米国が軍事行動に踏み切る場合の事前協議を日本政府が要請しているとも報じられている。一方、北朝鮮も前日開催された「中央報告大会」において核開発の強化姿勢を示しており、地政学リスクが一段と高まる格好で同社など防衛関連銘柄に物色が向かっている。

一方値下がり率上位は、竹内製作所<6432>、岡村製作所<7994>、イフジ産業<2924>、ビューティガレージ<3180>、北の達人<2930>など。竹内製作所は前日比12％安となっている。


（株式アナリスト　若杉篤史）



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