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後場に注目すべき3つのポイント~個人主体による中小型株物色が中心に



28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・個人主体による中小型株物色が中心に
・ドル・円は117円60銭付近、ドル・円はしっかり、日本株高受けNY高値上抜け
・帝人、リクルートなど10社の目標株価変更


■個人主体による中小型株物色が中心に


日経平均は小幅に上昇。6.28円高の19409.34円(出来高概算6億3000万株)で前場の取引を終えた。祝日明けの米国市場の上昇や円相場がやや円安に振れて推移するなか、底堅いスタートとなった。12月配当落ちの影響が28円程とされ、寄付き直後に19364.73円まで下げたが、その後は配当落ち分を吸収し、19400円を挟んでの推移となった。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。規模別指数は大型株指数のみがマイナス。小型株指数が相対的に強い動きだった。セクターでは非鉄金属、鉄鋼、海運、機械、鉱業、建設がしっかり。一方でゴム製品、食料品、医薬品、保険、繊維が冴えない。

日経平均は配当落ち分を吸収し、19400円を上回って推移している。狭いレンジながらも19400円処での底堅さが意識されている。ただ、5日線に上値を抑えられているほか、メガバンクが冴えない値動きをみせていることもあり、神経質にさせよう。前引けのTOPIXは0.92pt高となり、午後の日銀のETF買い入れは期待しづらいところであり、個人主体による中小型株物色が中心になりそうだ。


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)



■ドル・円は117円60銭付近、ドル・円はしっかり、日本株高受けNY高値上抜け


28日午前の東京外為市場では、ドル・円はしっかり。日本株高を背景に前日NY高値を上抜け、117円後半に水準を切り上げた。

ドル・円は引き続き株価にらみの展開となっている。朝方117円37銭を付けた後、日経平均株価が前日終値付近まで値を戻したことでドルは上昇基調となり、前日NY高値117円61銭を上抜けた。

その後もドル買いが続き、日経平均が前引けにかけてプラス圏推移が続いたことで、一時117円73銭まで上昇した。ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、目先も株高を期待したドル買いが入りやすい見通し。

ここまでのドル・円の取引レンジは117円37銭から117円74銭、ユーロ・円は122円77銭から123円25銭、ユーロ・ドルは1.0455ドルから1.0475ドルで推移した。

12時20分時点のドル・円は117円60銭、ユーロ・円は123円11銭、ポンド・円は144円53銭、豪ドル・円は84円70銭で推移している。


(為替・債券アナリスト 吉池威)



■後場のチェック銘柄

・帝人<3401>、リクルート<6098>など10社の目標株価変更

・オルトプラス<3672>、インタトレード<3747>、シンシア<7782>がストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます

・東芝<6502>はストップ安

・菅官房長官
「トランプ政権発足後も日米同盟に変わりはない」



☆後場の注目スケジュール☆


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・特になし


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・特になし



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