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メキシコペソ円今週の予想(6月9日) サンワード証券の陳氏


サンワード証券の陳氏の分析によると、メキシコペソ円は米国との金利差や原油と銀の価格上昇によって堅調に推移する可能性があります。一方、メキシコへの送金額が12.1%減少したことや米国の移民取締まり強化がペソに対するネガティブ要因となっています。さらに、メキシコの消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで、中央銀行は金利を引き下げました。これにより、メキシコ経済がマイナス成長に陥るリスクが懸念されています。今週のメキシコペソ円の予想レンジは7.30円~7.80円です。

*09:57JST メキシコペソ円今週の予想(6月9日) サンワード証券の陳氏 皆さん、こんにちは。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、メキシコペソ円について、『メキシコペソ円は、米国との金利差から堅調に推移しそうだ』と述べています。

続けて、『世界的な貿易摩擦への懸念から、米国への投資がためらわれる中、ドル安の流れを受けてキャリートレードが活発化し、より高利回りの新興国通貨に資金が流入しやすい。MSCI中南米通貨指数は、週間で2%以上上昇し約1カ月ぶりの大幅高となった。同期間、メキシコペソは対ドルで1.6%上昇し約2カ月ぶりの上昇率となった』と伝え、『ドルは依然として不安定な状況にあり、財政・貿易政策面での悪材料の影響を受けやすい。米国への投資に自信が持てないような状況が続くようであれば、より高い利回りを得られるところを探さざるを得なくなる』と述べています。

また、『メキシコの主要な輸出品である原油や銀の価格が上昇していることも、ペソには支援要因だろう。週末6日のNY原油先物相場は続伸し、1バレル=64.58ドルと4月中旬以来約1カ月半ぶりの高値を付けた。NY銀相場もおよそ3年ぶりの高値をつけた』と伝えています。

一方、『メキシコ中央銀行が発表した4月のメキシコへの送金額が前年同月比12.1%減の47億6000万ドルとなり、減少率は2012年9月以来12年7カ月ぶりの大きさとなったことはネガティブ要因』と述べ、『送金額が世界で2番目に多いメキシコは、主に隣国の米国で働く移民から送金を受けている。今年1月にトランプ米大統領が返り咲いて以来、米国で移民の取り締まりを強化していることが送金額減少の要因とみられる』と解説しています。

次に、『メキシコの5月前半の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.22%上昇。市場予想より大きく、中銀目標範囲の2―4%を上回った。メキシコ中央銀行は5月、経済の「下方リスク」に対応し、主要政策金利を8.50%と2年9カ月ぶりの低水準に引き下げた』と伝え、『米国と強く結び付いたメキシコ経済が今後数四半期はマイナス成長に陥るリスクがあると警戒されている』考察しています。

メキシコペソ円の今週のレンジについては、『7.30円~7.80円』と予想しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月10日付「メキシコペソ円今週の予想(6月9日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。



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