starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

NYの視点:米Q4GDP予想以上に伸び減速、消費が支える、過去最大の貿易赤字でトランプ政権の関税措置強化を正当化


米商務省が発表した第4四半期のGDPは予想以上に減速し、+2.3%となりました。これは前期の+3.1%からの減速で、ボーイングのストライキや在庫減少が影響を与えた一方、消費が大きくサポートしました。貿易赤字が過去最大に膨らんだにも関わらず、貿易がわずかにGDPに寄与しました。個人消費は+4.2%と加速し、これがGDPを支える要因となりました。今後、貿易赤字の拡大が経済成長を抑制する可能性があり、これはトランプ政権が他国からの輸入品への関税を強化する理由にもなるでしょう。アトランタ連銀は先立ってGDPの見通しを大幅に引き下げていました。

*08:02JST NYの視点:米Q4GDP予想以上に伸び減速、消費が支える、過去最大の貿易赤字でトランプ政権の関税措置強化を正当化 米商務省が発表した10-12月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率+2.3%となった。伸びは7-9月期+3.1%から予想以上に鈍化し昨年1-3月期以来で最小となった。航空機メーカーボーイングのストライキや在庫が指数を押し下げたが、強い消費が支えた。在庫は0.93%ポイントのマイナス寄与。また、ハリケーンミルトンの影響も若干見られ始め、今後、段階的にGDPに影響が表れる可能性は警戒される。12月に貿易赤字が過去最大に拡大したが予想外に貿易は0.04%ポイントプラスに寄与。同期個人消費速報値は前期比年率+4.2%と伸びは7-9月期+3.7%から減速予想に反し加速し23年1-3月期以降で最大となった。貿易や在庫を除いた実質国内消費は+3.1%で、GDPの伸びを上回った。

ただ、今後、貿易赤字拡大が成長を抑制する可能性はトランプ政権にとり、貿易不均衡是正のために他国からの輸入品に対し関税を強化する理由になる。貿易赤字拡大や卸売り在庫の落ち込みを背景に、アトランタ連銀は29日に10-12月期の国内総生産(GDP)見通しを従来の3.2%から2.3%へ大幅に引き下げていた。


<CS>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.