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金は調整安後の保ち合いに移行か サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)


*17:21JST 金は調整安後の保ち合いに移行か サンワード貿易の陳氏(山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『金は調整安後の保ち合いに移行か』と述べています。

続いて、『先週末19日にイスラエルがイランに報復攻撃を行ったことで地政学リスクが高まり、金相場は、内外で高値を更新した。NY金は2413.8ドルで週を終え、終値としては初めて2400ドル乗せとなった。OSE金は、1万1983円まで上昇し、最高値を更新した』と伝えています。

その後、『状況の把握が進むにつれて、今回の攻撃が限定的であることが判明し、イランも当面再報復の意向がないと伝わると、地政学リスクは急速に萎んでいった』と言及しています。

そして、『週明け22日は、中東地域での紛争拡大懸念が後退したことで売りがかさみ、3営業日ぶりに反落した。前週末比67.40ドル安の2346.40ドル、23日は前日比4.30ドル2342.10ドルと2日連続の下落となった』と伝え、『ただ、イスラエルはパレスチナ自治区ガザの南部ラファへの軍事侵攻をなお計画中とされ、情勢の不透明感から下値も堅かった』と解説しています。

次に、『今週は25日に発表の米1~3月期実質GDP(速報値)、26日にはFRBがインフレ指標として重視する3月の個人消費支出(PCEデフレーター)が発表される。大きな減速は見込まれていない。このため、FRBによる利下げ観測はさらに後ずれする可能性がある。来週1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利は据え置き予想だが、今後の利下げについてどのような示唆があるか、またパウエル議長が金融情勢についてどう発言するか注目される』と述べています。

こうしたことから、陳さんは、NY金について、『地政学リスクや中国等新興国の買いが下値を支える一方、「タカ派」に傾むきつつあるFRBの姿勢を見ながら、保ち合いで推移しよう』と考察しています。

NY金の今週のレンジについては、『2300~2400ドル』と想定しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月24日付「金は調整安後の保ち合いに移行か」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 山崎みほ


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