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トルコリラ円は上値の重い展開が続くだろう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『上値の重い展開が続くだろう』と述べています。

続けて、『金融政策面ではなんの変化もない。インフレ率は上昇しているにもかかわらず、トルコ中銀は政策金利を維持している。トルコの実質金利は大きく低下しているため、リラには売り圧力が常にかかっていると思われるが、トルコのリラ下落予防措置を受けて下げ渋っている』と伝えています。

6月のトルコ消費者物価指数(CPI)については、『前年同月比78.6%だった。前月の73.5%からさらに加速し、1998年9月以来、約24年ぶりの水準となった。インフレとなれば通常、米連邦準備制度理事会(FRB)のように利上げを行うものだが、エルドアン大統領は逆に「金利が下がれば物価も下落する」として、政策金利を14%から引き上げようとしない。名目金利からインフレ率を差し引いた実質金利はマイナス60%台に沈んでいる』と解説しています。

また、『実際のインフレは公式統計より深刻だとの指摘もある。イスタンブール商工会議所は6月CPIが94%増、学者らで作ったENAグループは175%増だったとの独自調査結果を公表した。エルドアン大統領は1日、最低賃金を7月から30%引き上げると発表した。通常は年に1度見直され、1月に50%引き上げられたばかりだった』と言及しています。

陳さんは、『このような状況下、先週末に格付け会社フィッチがトルコの格付けを「B+」から「B」に格下げし、見通しをネガティブとして発表した。もっとも、トルコの格付けはすでにジャンクなので、何をいまさらという感じだが。』と述べています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月12日付「トルコリラ円今週の予想(7月11日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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