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金は戻りを試す場面か サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『金は戻りを試す場面か』と述べています。

6日に発表された7月米雇用統計(季節調整済み)について、『景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数が前月から94万3000人増え、市場予想(87万人増)を大きく上回った。伸びは3カ月連続で拡大し、2020年8月以来の高水準となった。失業率は0.5ポイント低下の5.4%に改善した。新型コロナウイルスのワクチン普及で経済活動の再開が進み、雇用の持ち直しが続いていることが判明した。米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和策の縮小開始の追い風となりそうだ』と伝えています。

続いて、『FRBの複数の高官らも早期の金融緩和縮小を提唱している。ダラス連銀のカプラン総裁は、FRBはすぐにでも資産購入のテーパリング(段階的縮小)を開始すべきだとの見解を示した。クラリダ副議長は、景気が想定通りに回復すれば、事実上のゼロ金利を解除できる環境が2022年末までに整うと述べた。ダラス連銀のカプラン総裁は、7月と8月の雇用統計で進展が続けば、FRBはテーパリング(量的緩和の縮小)に「近く」着手する必要があるとした』と解説しています。

また、『早期の金融緩和縮小観測を受けて、利子を産まない金には売り圧力が強まり、先週末6日と週明け9日はいずれも大幅下落となった。特に9日は、一時1675.9ドルまで下落した。出来高の少ない時間帯に損切リの売りが膨らみ、一種のフラッシュ・クラッシュ状態となった』と延べ、『ただ、売りが消化されると安値からは大幅に引き戻し、終値は1726.5ドルまで戻した。5%近く下落していたため、買い戻しが入りやすかったことに加え、新型コロナウイルスのデルタ株による経済的影響への警戒感も根強く、安全資産として買われた面もあったようだ』と言及しています。

11日に発表された7月米消費者物価指数(CPI)については、『前年同月比5.4%上昇だった。伸びは約13年ぶりの大きさとなった前月から横ばいとなった。CPIは新型コロナウイルス禍からの景気回復に伴うインフレ加速が「一時的」だとする米連邦準備制度理事会(FRB)や市場の見方に沿う結果となり、FRBがゼロ金利解除を急ぐことはないとの見方が強まった』と考察しています。

この日のNY金は、金融緩和策の早期縮小に対する警戒感が後退し、1753.30ドル(+21.60)で終えました。
陳さんは、『節目の1750ドルを回復したことで、1800ドルを目指す可能性が出てきた』と述べています。

また、大阪金については、『NY金の下落に連れて100日移動平均線を割り込んで、6105円まで下落したが切り返して6200円台に浮上している。RSIが30%を割り込んだことで売られ過ぎ感が強まり、買いが入りやすい状況。6300円台への戻りもありそうだ』と考察しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月12日付「金は戻りを試す場面か」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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