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NYプラチナ、底入れは近いか? サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NYプラチナ、底入れは近いか?』と述べています。

続けて『プラチナ相場が内外で低迷している。今年の需給がもともと緩い中で、1.半導体不足による自動車生産の減少に伴う需要の低下、2.欧州の電気自動車化の前倒し、そして3.最大の生産国である南アフリカの通貨ランドの下落が背景にあると思われる』とし、『しかし、南アフリカランドが反発に転じたことから、プラチナ相場にも底堅さ出てきた。南アフリカでは、1日当たりのコロナ感染者数が減少に転じているとして、警戒レベルを5段階中の「調整されたレベル3」に引き下げた。また、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)がハト派的だったこともあり、南アランドの買い戻しにつながった。このため、プラチナ相場も下げ止まった可能性がある』と考察しています。

一方で、『とはいえ、メインとなる自動車触媒の需要が盛り上がらない以上、反発しても白金相場の上値は限定的だろう』と述べています。

また、『CFTC建玉によるファンドの買い越しは1万1795枚にまで減少し、年初来最低となっている。投資人気が低迷している状態だが、高値買い玉が整理されたともいえる』と伝えています。

こうしたことから、陳さんは、『今週6日の7月米雇用統計が良好な結果であれば、米連邦準備制度理事会(FRB)がテーパリングを前倒しするとの見方からドルが上昇し、ドル建て貴金属は逆風を受けるだろう。NYプラチナも1000ドルの節目を試す下落になる可能性もある。しかし、1000ドルの大台割れは、採算コストが意識され、実需買いが旺盛になる可能性があり、底入れのポイントになる可能性がある』と考察しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の8月4日付「NYプラチナ、底入れは近いか?」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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