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メキシコペソ円はもち合い継続か サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、メキシコ経済の現状について、『経済政策の失敗と新型コロナウイルスの拡大に苦しんでいる』と伝えています。メキシコの新型コロナウイルスの感染者は、『27日現在39万人を超え、死者は約4万3000人に達している』とのことで、『新規感染者死者共に増加しているが、メキシコ政府は、各州ごとに状況に応じて企業活動の再開に踏み切っている』と説明しています。

続いて、『経済状況は悪化しており、第1四半期GDP成長率は年率換算で—4.9%に落ち込み、4月には55.5万人の正規雇用が減少した』としています。さらに、『メキシコのメガバンク、シティバナメクスは、メキシコ第二四半期GDPがマイナス16.5%とになるという非常に悪い予測を発表した』と伝えており、『新型コロナウイルスの感染拡大と同じくらいにロペス・オブラドール大統領の経済政策がうまくいっていない』と指摘しています。

ロペス・オブラドール大統領については、『エネルギー、農業の自給自足に固執し、国内の生産者を強く保護するため、海外からの資金と技術の導入に消極的になっているようだ』とみており、『7月1日に新NAFTA協定が発効したが、市場の期待感は盛り上がっていない』と考察しています。メキシコのメガバンク・シティバナメックスは、『8月13日のメキシコ中銀政策金利で、0.5%の利下げ(5.0%→4.5%)を予想した』とのことです。

こうしたことから、陳さんはメキシコペソ円の今週の予想について、『もち合い継続か』と分析しています。今週の予想レンジは『4.60円~4.90円』としています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月28日付「メキシコペソ円今週の予想(7月28日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜




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