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NY原油相場、30~45ドルのレンジを想定 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油相場についてのレポートを紹介します。

陳さんは、まず『サウジアラビアやロシアなど石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国によるOPECプラスは5月、6月に行った日量970万バレルの削減を7月いっぱい維持することで合意した。国際エネルギー機関(IEA)は16日公表した月報で、2020年の石油需要予想を5月報告より50万バレル多い日量9170万バレルに引き上げた』と伝えています。

これらについて、『一連の材料は需給を引き締めるもので、本来なら原油相場を押し上げていいはずだが、新型コロナ「第2波」に対する警戒感が原油相場の上値を抑えている』と分析しています。

また、17日公表された米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計について、『12日までの原油在庫は5億3900万バレル超と前週より120万バレル増加し、2週連続で過去最高を記録した。予想は300万バレル程度の減少だった』と説明しています。

陳さんは『市場予想に反して増加したため需給悪化懸念が強まったが、米国内の1日当たりの生産量が減少し、2018年3月以来の低水準となったことは支援要因となった』と指摘。ガソリン在庫は『前週比167万バレル減少』、中間留分在庫も『増加予想に反し減少だった』とのことで、『現物受け渡し地オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比5.3%減で6週連続の減少だった』と述べています。

NY原油の現状については、『NY原油日足に50日、100日、200日の移動平均線を入れると現状は100日線のレベルで推移している』として、『減産効果で下値はサポートされる見込みで50日移動平均線のある30ドルが下値の目安になりそうだ』と考察しています。

加えて、『世界各国でロックダウン(都市封鎖)解除や経済活動の再開が期待されて40ドルを超える可能性はあるが、新型コロナ第二波への懸念や需要減退予想から上値は200日移動平均線のある45ドル前後だろうか』と分析。『当面は下値30ドル、上値45ドルのレンジを想定しておきたい』と示唆しており、テクニカル的には『ギャップの上限41.88ドルが目先の上値抵抗線になろう』との見解を伝えています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月18日付「NY原油相場、30~45ドルのレンジを想定」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜




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