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南アランド円は上値の重い展開、戻り売り優勢か サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、南アランド円についてのレポートを紹介します。

陳さんは、まず南アフリカの市況について『景況感が悪化している』として、『10日に発表された4-6月期南ア(BER)企業信頼感指数は5ポイントと前回の18ポイントから72%も悪化した』と伝えています。これは『5月13日から6月1日の間に1800人のビジネスエグゼクティブを対象に調査を行ったもの』であり、これについて『ロックダウン(都市封鎖)の影響がストレートに表れたようだ』と陳さんは分析しています。

このほかにも、『南アフリカ経済を巡る先行き不透明感や国営電力会社エスコムを巡る負債問題、米中対立激化の懸念、新型コロナの感染拡大等不安材料が目に付く』と指摘。加えて、『格付け会社フィッチ・レーティングスは12日、今年の南アフリカの国内総生産(GDP)が前年比−5.5%のマイナス成長に陥ると予測した』とのこと。さらに、『フィッチは4月、南アの信用格付けを投機的水準(ジャンク級)に引き下げている』と述べています。

これを受けて、陳さんは今後の南アランドについて『上値の重い展開となりそうだ』と考察しています。予想レンジは『6.00円~6.50円』としています。南アフリカの経済指標としては、『17日に4月小売売上高が発表される予定』と伝えています。

強材料としては、1.『中国が経済活動再開へ』、2.『ドル安を反映して貴金属価格が堅調』、3.『南ア国営の石油・ガス3社を1社に統合することを承認した。数を減らすことで債務を圧縮し、国有企業の競争力を高める狙い』、4.『南アフリカの産金大手ハーモニー・ゴールドは、同社の金生産が7月半ばごろまでに全面回復するとの見通しを示した』と、4つを挙げています。

弱材料としては、1.『格付け会社フィッチ・レーティングスは12日、今年の南ア国内総生産(GDP)が前年比−5.5%のマイナス成長に陥ると予測した』、2.『経済指標の悪化』、3.『南ア中央銀行は今年の成長率見通しを従来予想の−6.1%から−7.0%に下方修正』、4.『南ア国内における新型コロナ第2波リスク』の4つを挙げています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の6月16日付「南アランド円、今週の予想(6月16日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜




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