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米中関係悪化への耐性強まり、外需株に投資妙味、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

9/18付の「DailyOutlook」では、外需株について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『8月下旬以降、日本株市場は騰勢を強めているが、上昇を牽引しているのは外需株だ。外需株は内需株と比べ、相対的に為替や世界経済など外部環境の影響に左右されやすい景気敏感株としての特性を有する。足元で、マクロ面では世界の製造業PMI(購買担当者景気指数)が下げ止まりつつあり、金融政策面では各国が相次いで金融緩和方向に舵を切って景気下支えの姿勢を明確に示すなど、先行きの景気底打ち期待が高まり始めたことが外需株への資金流入につながっていよう』と伝えています。

続けて、日経平均が昨年来高値を付けた2018年10月以降の外需株の内需株に対する相対株価をみると、外需株が内需株に対して大きくアンダーパフォームした局面はいずれも米中関係の悪化が一因にあることを挙げ、『しかし、下押し圧力の強度は徐々に小さくなってきており、米中関係のネガティブニュースに対する株式市場の耐性は強まってきていると言えるだろう』と分析しています。

さらに、『各国の金融政策の効果が今後実体経済に顕在化してくるであろうことを踏まえれば、過去1年間で依然として内需株に劣後している外需株に注目する戦略は有効であろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『外需株の内需株に対する相対株価の推移』を紹介していますので、詳しくは9/18付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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