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業績悪化は市場に概ね織り込み済みの様相、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

8/21付の「DailyOutlook」では、企業業績の先行きについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『米中貿易摩擦の深刻化などを背景に、世界景気に対する警戒感が長らく日本株市場の重石となっているが、企業業績の先行きについては底打ち感が見え始めた』と伝えています。

続けて、TOPIX採用2、3月期決算企業の19年度第1四半期営業利益は前年同期比8.1%減(8/19時点)と、低調なスタートを余儀なくされたことを挙げ、『非製造業(除く金融)が同2.7%増と底堅く推移した一方で、製造業が同20.5%減と、世界景気の減速や円高進行の影響が業績を強く下押した。しかし、アナリスト予想の方向性を示すリビジョンインデックスは、先んじて改善傾向に転じていた非製造業に加え、製造業も足元で反転。直近の決算は厳しいものであったが、株式市場は既に業績悪化を相当に織り込んでいたと言えよう』と分析しています。

さらに、『リビジョンインデックスが下げ止まりの動きを示し始めたことで、今後は予想EPSの底打ちも期待される。株価は「EPS×PER」の式で表されるが、年初来の日本株はEPSの減少とPERの回復の鈍さが上値を重くし、米国株に対して出遅れの要因となっていた。先行きの成長期待を示すPERは、割安感は強いとはいえ、世界経済の不透明感などを背景に当面過度な上昇は期待し難いものの、EPSの底打ち反転が顕在化してくることで、日本株市場を後押ししよう』とまとめています。

最後にレポートでは、『リビジョンインデックス(RI)の推移』を紹介していますので、詳しくは8/21付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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