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当面、予想PERの上昇による株価上昇が続く、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

6/11付の「DailyOutlook」では、予想PERについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『株価は、企業業績や景気動向などに左右され、金融政策への思惑で動くケースも少なくない。日経平均がトランプ大統領の税制改革(大型減税)への期待などから17年秋以降上昇する中、18年1月の米雇用統計において時間当たり賃金が前年比+2.9%と2009年6月以来の伸びとなった。将来の物価上昇加速が想起され米長期金利が急騰、米国の利上げペース加速観測が一段と強まり、米国株は大幅に下落し日本株も追随。金利の引き上げは理論上は株価の抑制要因であり、予想PER(株価収益率:株価÷予想1株当たり利益)が低下する。日経平均の予想PERは相対的に高かったこともあり急低下した』と伝えています。

続けて、2019年に入って、FRB(米連邦準備制度理事会)は利上げを急がない方針に軌道修正しており、株式市場の潮目は変わったとみているとして、『2019年5月の米雇用統計は予想を下回る冴えない内容だったが、景気の先行きを懸念する株式市場はこれを悲観せず、むしろ米利下げ観測が一段と強まり買いが優勢となった。また、過去の事例をみると、景気後退時の米利下げはドル安・円高を招くが、1995年の景気が底堅い中での保険的な米利下げはドル安・円高とはならず、リスク・オンによるドル高・円安となった。』と分析しています。

さらに、『日経平均の予想PERは依然低水準にあり、当面は予想PERの上昇による株価上昇が続くとみている』とまとめています。

最後にレポートでは、『日経平均と予想PERの推移』を紹介しています。詳しくは6/11付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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