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ドラッグストアは出遅れ内需銘柄、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

6/4付の「DailyOutlook」では、ドラッグストア株について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『大型連休後の日本株市場では内需セクターが外需セクターをアウトパフォームする状況が続いており、3日も電気・ガス業、陸運業、不動産業などが買われた。こうした中、内需関連の一角であるドラッグストア業界では、スギHD(7649)との経営統合へ協議開始と発表したココカラファイン(3098)がストップ高で引けたものの、同業他社株の反応は限定的であった』と伝えています。

続けて、足元で内需関連株が物色される中、ドラッグストア株の出遅れ感が目立っていることを挙げ、『短期的な観点では人件費上昇リスクや今秋の消費増税への懸念が株価上昇を妨げる要因と考えられる。一般的にドラッグストアでは資格を持った薬剤師が必要となるため、人手不足問題は他の小売業態以上に深刻だ。また、長い目では、コンビニ同様、店舗数が飽和状態に近づいているとの成長鈍化懸念もあろう』と分析しています。

さらに、『一方で、訪日客増の恩恵や業界再編期待など、中長期的なポジティブ面も存在する。化粧品や日用品を大量購入する訪日客数は増加基調が継続している。また、コンビニ業界の変遷を見れば、ドラッグストア業界の再編も途上と言えるだろう。こうした中、既に19年度業績計画を発表したドラッグストア大手では販管費の伸びを抑えるなどして、経常増益見通しとなっている。米中問題など外部要因の影響を受けにくい内需セクターの出遅れ株として注目したい』とまとめています。

最後にレポートでは、『主なドラッグストア銘柄』を紹介しています。詳しくは6/4付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜





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