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ダブルボトム形成か?金市場に注目 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。5日にトランプ大統領が米中貿易協議の進展の遅さや中国の知的財産権侵害などを理由として、中国からの輸入品2,000億ドル相当に対する関税率を、10日から現在の10%から25%に引き上げると表明しましたね。米中貿易摩擦の懸念が高まるとリスクオフの流れになることが予想されます。リスクオフというと、気になるのは金市場の値動きではないでしょうか。今回は、金相場についてのレポートをご紹介します。

為替市場ではドル円が円高方向に振れていますね。松永さんのブログ「松永総研」では金市場の値動きについて、『NY金の電子取引は、先月16日15:15日でほぼ変わらずです。それにより10連休明けの東京金は、1円ほどの円高を受けて35円安付近で推移しております』と伝えています。

また、テクニカル面では『NY金は、5月2日に1266度ルまで下落しましたが、その後は2日続伸となりました。それにより、5月2日の安値(1266ドル)と4月23日の安値(1266ドル)とでダブルボトムを形成する可能性も高まってきました』と分析。

米中貿易摩擦の再燃で『「リスクヘッジの金投資」への注目も高まり始めた』とのことで、『10年債利回りが先月下旬から低下傾向を続けており、そうした米長期金利の低下傾向も金市場で好感され始めているようです』と考察しています。

そして、『ここで米国株の下落基調が強まることになれば、「米国株売り&米国債買い」の流れが強まることで米長期金利の低下傾向が本格化する可能性もあります』と伝えていますので、金市場に注目してみてはいかがでしょうか。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の5月7日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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