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日本株は独自要因で上昇余地あり、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

2/8付の「DailyOutlook」では、日本株の上昇余地について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『米株市場は昨日こそ続落となったものの、昨年12月安値からNYダウ、S&P500ともに約15%上昇し(2/7時点)、いずれも約2ヵ月ぶりの高値水準を回復してきた。企業業績や米景気への過度な悲観論が後退する一方、一昨日には市況の底打ち期待などを背景として半導体関連株が上昇するなど、投資家心理の改善が進んでいるようだ』と伝えています。

翻って、日本株市場は、昨年安値からの上昇率が日経平均は約8%、TOPIXが約11%に留まるなど物足りない(2/7時点)ことを挙げ、『バリューエション面から、昨年株価が高値水準にあった10月以降のTOPIXとS&P500のPER(12ヵ月先予想ベース)の相対的な推移を見ると、特に昨年12月末以降、S&P500のPERがTOPIXのPERを上回って上昇していることが窺え、両指数間の株価乖離の背景の一つと推測される』と分析しています。

さらに、『米国株市場になくて日本株市場にあるリスクの一つとして、自動車などを巡る日米通商協議の行方が挙げられ、日本株のPER上昇を抑える要因となっている可能性もある。一方、米国株市場になくて日本株市場にあるポジティブ材料として、新天皇陛下の即位関連の行事やラグビーW杯などのイベントを通じた景気期待がある。投資家心理の改善による株価上昇余地を再認識したい』とまとめています。

最後にレポートでは、『日米株価と相対PERの推移』を紹介しています。詳しくは2/8付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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