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インバウンド銘柄は「コト」「モノ」消費で明暗が分かれる、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

1/25付の「DailyOutlook」では、インバウンド銘柄について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『2月4日から7日間、中国は春節(旧正月)の大型連休に入る。春節休暇中の中国人海外旅行者は増加しており、中国政府系シンクタンクの予測では、2018年は延べ650万人と過去最高を更新した。中国人旅行者は18年の訪日客全体の3割弱と最大のシェアを占め、初めて年計800万人を突破しており、今後もさらなる伸びが期待される』と伝えています。

続けて、インバウンド指数は昨年10月からの日本株の調整局面でも相対的に堅調に推移していたものの、12月末以降は戻りの鈍い展開が続いていることを挙げ、『そこでインバウンド銘柄を「コト消費」と「モノ消費」に分けると、株価パフォーマンスの違いが明確に表れた。「コト消費」銘柄は10月以降、一貫してTOPIXをアウトパフォームしている。温泉入浴、テーマパークなどの「コト消費」に対する訪日客からの人気は高い。運輸・ホテル・レジャーなどの銘柄はこれらの需要を取り込んだ堅調な収益拡大が期待される。一方、化粧品など「モノ消費」銘柄は12月末以降にTOPIXをアンダーパフォームしている。背景の一つとして、今年1月から中国政府がEC(電子商取引)規制を強化したことに伴う、小売企業の業績下押し等への懸念が考えられる。株式市場は中国EC規制の影響を測りかね、事前に織り込みを進めていなかったとみられる』と分析しています。

さらに、『1月以降の購買データで売上の変化の有無を確認するまでは、今しばらく調整が続こう』とまとめています。

最後にレポートでは、『TOPIXとコト・モノ消費銘柄の株価推移』を紹介しています。詳しくは1/25付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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