全米OP決勝、涙の大坂なおみと怒りのセリーナ 共感を得られない論点そらし
大坂なおみ選手がテニス全米オープンを制覇し、日本人選手による初の四大大会優勝に日本中が沸いた。しかし、新女王となった大坂の涙はうれし涙ではなく、観客が審判判断を不服とするブーイングと口笛、歓迎姿勢とは言えないムードによるものだった。
米ニューヨークのフラッシュメドウズで行われた決勝戦では、大坂は前回大会の覇者セリーナ・ウィリアムズ選手をストレート勝ちで下した。この結果には、セリーナが試合中に犯した違反反行為により科せられた、ペナルティによるゲーム喪失分も含まれる。
「みんな彼女(セリーナ)を応援していたのに、こんな終わり方になってしまって、ごめんなさい」。終始、集中力を崩さない見事なプレーを披露した若干20歳の大坂が、はじめてその動揺を表彰台のインタビューで露わにした。会場に立ち込めた不満、そしてセリーナによるラケットを叩き壊す、審判に対する暴言、突然の号泣といった感情的な行動に、一因はあるだろう。
黒人選手の活躍は多くなかったテニスで、女王に君臨したスタープレイヤーのセリーナ。四大大会女子シングルスでは優勝記録2位の23勝という記録は輝かしい。彼女のファンが、観客席を埋め尽くしていた。ハイチ出身の父親と日本人の母親のハーフである大坂も、幼いころからセリーナに憧れていたという。
しかし、セリーナのコート上の態度は、女王の名にはふさわしくないものだった。警告に対して主審に詰め寄る彼女は、「私に謝りなさい、ポイントを奪った泥棒」「男性選手ならこんなことで警告を受けない、女性選手に対する性差別だ」「二度と私の試合の審判をさせないようにしてやる」と、恫喝ともとらえられる激しい抗議を数分続けた。
大坂は試合後のインタビューで、セリーナの抗議行為について「背中を向けていた、私は何も聞こえなかった」と述べており、動揺を抑えていたことがうかがえる。
セリーナのこの行為にブーイングする声もあるが、いっぽうで、称えるかのような歓声も上がった。これは、彼女が主張した性差別に関する訴えに共感する声にみえる。
試合後の会見でもセリーナは「女性の権利と平等のために戦っている」「私は(抗議)する必要があった、次世代の選手のためにも」とジェンダーと人種差別を強調した。セリーナはテニスコート以外では、女性の権利向上運動にも参加している。
*共感の得られない視点
米国や日本のネットユーザの意見には、彼女の主張は「論点そらしだ」「集中力の欠いた自らのプレーにイラついていただけ」とあまり共感を得られていない模様。
米国のユーザからは、「女王に君臨したからには、その行動に責任を持つべきだ、2人の試合のルールは平等だった」「今回は性差別の問題じゃない。アスリートとしての品格を持ってほしい」「驚くべきことに、彼女は自らの違反を『審判は泥棒』として受け入れず、自分の失敗を『女性の権利』にして偽装した」。
日本のユーザは「男性プレーヤーだったらという問題ではない。あれほど長く抗議したら、野球やサッカーだったら、退場させられていただろう」と指摘した。
セリーナの決勝試合の姿勢を重く見た全米テニス協会は、翌日の9日、セリーナに対して罰金1万7000ドル(約188万円)を命じた。違反は試合中にコーチの助言を受けたこと、ラケットの破壊、主審に対する「泥棒」といった暴言の3つ。
しかし、日米でも「的外れだ」と指摘する今回のセリーナの主張に共感して擁護する勢力が、米大手マスメディアには見られた。
米2大紙の一つニューヨーク・タイムズは9月9日の記事で、スポーツ界における権利平等に詳しい人物のSNSの発言を紹介した。「女性は感情的なもので、彼女は『ヒステリック』だとして罰せられた。もし男性だったら『率直な人間』と評されて、セリーナほどの反響はなかったはず。この二重基準を呼び起こしてくれてありがとう。彼女のような声がもっと必要だ」。
ニューヨーク・タイムズは続けて、ペナルティを下した主審に批判的な視点で「不正行為はスポーツ界に浸透している。しかし、トップ・プレイヤーがそれに声を上げてくれることを期待している」と書いている。
主審の判断は、国際テニス連盟の規則に則っており、スタープレイヤーをひいきしない公正な判断だったと、英BBCやスポーツ専門誌などは評している。
ワシントン・ポストはスポーツライターのリズ・クラークの意見を引用した。彼女は、20年にも及ぶセリーナの活躍は、パワフルで情熱的なプレースタイルや服装に至るまで、「テニス界の女性のイメージを変え、追随する女性たちを強くさせてきた」と述べた。さらに、この度のセリーナの主審に対する抗議行動は「テニスのルールが男女平等であるかどうかの疑問を、皆に投げかけた」ことで意義深いと語った。
日本のあるジャーナリストはSNSで、主審の判断を性差別だと批判するセリーナの動画をあげて、「そうだよね、かっこいい」とコメントした。
ネットユーザが指摘するように、今回の騒動は、スポーツマンシップにそぐわない選手の行為に主審がペナルティを下した、という出来事に端を欲する。しかし、論点を逸らしたメディアの視点は、読者の共感を得られていない。
(編集・佐渡道世)
【ニュース提供・大紀元】
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