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今週の南アランド円は、上値の重い展開に? サンワード貿易の陳氏(三井智映子)


今週の南アランド円は、上値の重い展開に? サンワード貿易の陳氏(三井智映子)

皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。先週の南アランド円は下落しましたね。今回は、南アフリカの通貨、ランドについてのレポートをご紹介します。

テクニカルマイスターでは、先週南アランド円が下落した背景について、『犠牲祭明けのトルコ通貨リラが下落したことや、アルゼンチンペソが利上げしたにもかかわらず下落したことを受けて、新興国通貨全般に売り圧力がかかった。これに加え、米中貿易戦争の激化懸念を受けて、中国の景気後退が懸念され、同国と貿易関係の深い南アランドには売りが強まった』と分析しています。

また、格付け会社S&Pグローバル・レーティングスの格付けについて『5月、南アの外貨建て債務格付けをジャンク級の「BB」、現地通貨建て債務格付けを「BBプラス」にそれぞれ据え置いた。次回の格付け見直しは11月』と伝えています。同社は南アランドの状況について『トルコとは異なると指摘』しており、『南アフリカのソブリン信用格付けを投機的(ジャンク)等級内で一段と引き下げる公算は小さいとの認識を示した』とのことで、格付けをあまり心配する必要はなさそうです。

しかし、懸念としてアメリカとの関係悪化を挙げており、『ラマポーザ大統領が白人所有の土地に対して、無保証で収容する計画を改めて明らかにしたことに対して、トランプ大統領が批判していることも気になるところ。しかし、人種隔離政策(アパルトヘイト)に伴う植民者である白人による強引な土地接収だったため、南アフリカ政権が妥協することは難しいだろう』との見解を示しています。

今週の南アランド円については『上値の重い展開が続くだろう』と考察しています。ただし、アメリカとの関係悪化が懸念とされる一方で、『前回のBRICS会議では中国からの支援を取り付け、英国のメイ首相が南ア訪問中に「貿易関係を強化し、米国を抜いて英国が最大の対アフリカ支援国になることを望んでいる」と発言したことは好感されている』とも伝えており、そのため、『一方的な下落とはなりにくいだろう』とまとめています。

参考になさってみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月3日付「南アランド円相場、先週の動き・今週の展望」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター三井智映子




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